Kane君(東京都世田谷区)

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ご感想(お父様:Eitaさん お母様:Juriさん)

 仕事でアメリカのロサンゼルスに滞在していた時に、妻が現地で第1子を出産したので、第2子もアメリカで出産しようと考えていました。その後帰国して妊娠がわかり、ハワイならロサンゼルスよりも日本に近くて、気候がいいなと思い決心しました。

 

 出発2週間前に、子宮口が少し開き、微出血があり、日本でハワイ出産のドクターストップがかかりました。しかし、子供も含め、それぞれ飛行機はビジネスクラスシートを確保し、出発前から到着まで妻にストレスがかからないようにして、ハワイへ出発しました。

 

 ハワイに到着後、すぐそのまま現地のドクターの検診を受けられる体制もとり、出きる限り、万全の準備をして出発しました。もし、飛行機の中での出産になった場合などの事をいろいろ想定し、持ち込めそうな外科器具や、薬剤を用意するなど、最悪の状況も考えながらの決断でした、本当に不安な事ばかりでした。


 到着後は、気候の良さと、現地の人たちの明るい性格にも助けられ、とても気持ち良く過ごすことができました。ロサンゼルスの出産の時と比較しても、ドクターが日系人だったり、無痛分娩が2回目で慣れていた、ということもあり、すべてスムーズに、心配されたトラブルもなく無事出産できました。本当に幸運だったと思います。

 

 妻の母親と長女(当時2歳)がハワイでずっと一緒に滞在してくれたため、妻が一人になる心配はありませんでした。自分は、仕事があったため、ハワイと日本を往復しながら、出産前後を含めて、滞在した3カ月の約半分の期間を一緒に過ごせるよう調整しました。
 長女は、滞在中、地元の幼稚園に通いました。滞在先の近くに幼稚園があり、到着後に申し込みに行くと、定員でいっぱいだと言われてしまいました。でも、事情を話し、交渉すると、どうにか許可していただきました。


 レンタカーをずっと借りていたので、日本領事館への手続きやアメリカのパスポート申請、ショッピングやドライブなど遠くに出掛ける時にも、とくに不便を感じることは無かったです。しかも、何かあれば、ハワイ出産をサポートしてくれるエージェントがハワイにいたので、心配は全くありませんでした。


 自分だけがハワイを3往復しましたが、出産予定日を数日過ぎての出産だった為、予定してた1往復分の飛行機チケット(変更が効かないチケット)を無駄にしてしまい、一人で4往復分チケットを使ってしまいました。また、ハワイのイミグレーションでは、短期間に出入国を繰り返した為、毎回毎回たくさん質問され大変でした。ハワイに出産の為に来ているとは言えず、妻子をハワイに残して日本に出稼ぎに行ってると冗談を言い、職業がデンティストだと話すと、笑って通してくれました。パスポートに期限が切れたアメリカのVISAが貼ってあったのが、良かったのかも知れません。

 ハワイ滞在中は、サンクスギビングやクリスマスが重なり、町中がお祭り騒ぎになり、とても楽しい時期に滞在できて良かったです。


 ハワイ出産をしてよかったと思うことは、アメリカの国籍を与えてあげられたことです。 将来子どもたちがどうするのかはわかりませんが、自分がアメリカに留学していた事や、海外旅行ばかりしていたので、子供にも世界に目を向けて育って欲しいと思っています。

 

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