かかる費用

保険はきかないの?

 基本的に「ハワイ出産」では日本人が使える医療保険はありません。したがって出産費用は全額自己負担となるとお考えください。


 アメリカには日本の「国民健康保険」のような公的保険制度がなく、医療保険は個々に民間の会社との個別契約となっています(メディケイドについては下記参照)。アメリカの人々は日本でいうと自動車の「任意保険」のようなものに入っていて、それで医療費の一部をまなかっています。

 

 従って、各保険会社の方で掛け金や還付金、適用範囲のプランが無数に用意されてはいますが、ビザの状況など、よほどの条件がそろわなければ「渡米出産に適用される保険」はありません(旅行時にかけられる「海外旅行傷害保険」も妊娠と出産は適用外です)。

 また、万が一、条件がそろったとしても「妊娠が分かったあとで入れる出産用の保険」は原則としてありません。これは(たとえは悪いですが)「ガンになった後にはガン保険に入れない」のと同じで、保険適用のためには妊娠以前から保険に入っておく必要があります。

 したがって、こうしたことをトータルに考えると、出産関係のすべての医療費はご自身での負担となることにあらかじめご注意ください。アメリカは世界で最も医療費が高い国の一つです。医療費は十分に用意して「ハワイ出産」に臨んでください。

 

 ※メディケイド(Medicaid)・・・低所得者と身体障碍者向けの、日本でいう「生活保護」に

  近い医療助成制度で、当然、日本からの「ハワイ出産」の方には利用資格はありません。

 

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